
お客様の声 01 » 株式会社ノースモバイル 代表取締役 / 蛯原 賢至 様
伊達さんは、最初の1年で当時ある商材の売上を1200万円から1億2000万円ちょっとまで、いわゆる10倍以上上げてくれました。このインパクトは非常に大きかったですね、、、
スタッフの年齢差が引き起こす人材育成が問題
いっぽまえさんに依頼する前は、一言で申し上げるとスタッフの年齢差が引き起こす人材育成が問題だと感じていました。私が北海道に行った時の平均年齢が29、30歳ぐらいだったんです。ただこれはあくまで平均年齢であって、実際には高卒から23歳くらいまでの若い層と主力となっている30歳前後のベテラン層の二極化が起きていました。
この若い層と、主力のベテラン層の間がぽっかり空いちゃって、ドーナツ状態みたいな社員構造になっちゃってたんですよね。でも当然ですけどベテラン層って仕事ができるので、パッパパッパやります。そして、若い子に対する教え方、言い方も結構きつかったんですよね。それで、根性がある新人さんとかは残るんですけど、やっぱり「僕には無理です」と言って辞めちゃう子も少なくないです。この若い子達が残ってくれないと3年目、4年目の中間的な立場の人材がって育ってこないので、どんどんドーナツの空洞が広まっていってしまうという感じです。そこがちょうど2013年、2014年ぐらいの課題になっていたんですよね。
もちろん残ってくれた人には手当てを出すとか人事制度上で社内的な改革というのも実践していたんですけど、それだけだと効果が薄く、外部の力もお願いしたいという部分がありました。その時に出会ったのが伊達さんでした。
伊達さんは周りを巻き込む力がある
それまでは弊社の状態が非常によろしくなくて、とても外に目が向けられるような状況ではなかったんですよね。それが2年3年と月日が流れ、ちょっとずつ安定し始めてきて、利益とか売り上げも安定的に出てくるようになったタイミングで、ある方のご紹介で伊達さんにお会いして「じゃあやってみよう」というふうになったということです。
もちろん私にできなかったかといえば、無理ではなかったかもしれませんが、私はどちらかといえば、論理的に話すタイプなので、伝える力は確かに強いのかもしれないですけれども、伝わる力っていうといまいちだったんじゃないのかなと思います。若い世代の人たちはそんなに理論を必要としていないことも多かったりするケースがあって。感覚的というか右脳的というか。そしてやっぱり仕事において成長とか変化というのは、できないことができるようになっていくことだと思うんですよね。また、自分が知らないことをチャレンジするということは非常にエネルギーがいることだと思うんです。新人の頃は誰でも、「いや僕それ聞いたことないんで、やったことないんで」と言っています。この部分を巻き込んでやる気にさせるのが、伊達さんは本当にお上手でした。
研修を入れて1年で売り上げが10倍の1億2000万円に
実際に研修をして、最初の半年間で正直成果といものはなく、見つかったものは会社の課題だけでした。具体的には新しいことに対してチャレンジ精神がある人間とない人間に分かれ、そのない人間の姿勢をしっかりと正していく。ビジネスをする素養を作っていくというところが大きな課題として捉えることができました。
その部分を次の半年で研修に盛り込み、改善していただけるようるようお願いをしました。そこで、最終的にあるポイントの部分だけで見ても、1200万ぐらいから1億2000万ぐらいまで上がりました。粗利にして3000万円ぐらいの利益改善ですね。当時相当強いインパクトでした。もちろん売上も上がって、会社としても喜ばしいことでしたが、何よりもこの1年で最も変わったのは、スタッフの姿勢でした。これが結果として、売り上げが上がったということになるんですが。
ビジネスに対する姿勢のみならず、公私問わず積極的で前向きな人間に変化しました。売上はあくまで結果だと思っているので、そこに関わったうちのスタッフの姿勢が変わったということが最も大きな収穫だったと言えます。それもビジネスもそうですし、プライベートもそうです。まずやってみよう、という。これが最も大きいですね。ただ人に言われたこととかお願いされたことをいきなり頭ごなしに断るわけではなく、まずやってみよう、と。これってなかなか変われない部分であって、変わると影響は大きいと思っています。
さらに私自身も影響を受けていますね、その辺は。スタッフを変えようと思って導入したのに、横で聞いていたらどんどん自分も感化されてというか。人間って無意識的に人を模倣するっていう習性があるじゃないですか。多分それだと思います。伊達さんの強みというのは、こういった言葉とか言語とかバーバルに起こしたものを読んでいても伝わりづらいのかなって。その場にいる空気とか発言とか、感覚的なものを対人で無意識に感じ取ってもらって、その向かい合っている本人も気付かないうちに変わっているっていうことも伊達さんの強みの一つではないかなと私は思っています。
1分1秒も打ち合わせをしなくても、私の気持ちを代弁してくれる関係性がある
数々お願いしていた研修の中でも高野山合宿は本当に良かったですね。実は私が、伊達さんに2泊3日でスタッフを預けますので、何かしら経験させてもらえませんか?と言ったきり、1分も1秒も事前に打ち合わせしなかったんですけど、伊達さんは僕の言いたかったことを全部言ってくれたんですよ。逆に「何だこれ」って思って。監視されてるのか、みたいな(笑)
おそらくそれは普段から密にコミュニケーションを取っていたから、課題とか要望をわかってくださってたんだと思うんです。そんなコンサルタントってなかなかいないですよね。もちろん食事に行ったり、お電話でお話しする機会も設けていただいたりしてて、体力すごいな~って感じます。もちろん私だけでなく、従業員とも食事に行ったくださったりして、下手したら、私以上に信頼されてるんじゃないかなって思うこともあります(笑)